天衣無縫のレゾンデートル

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Celesteプレイ感想

 

初めに

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Celeste-タイトル

先日クリアした、2Dアクションゲームの「Celeste」のプレイ感想記事です。めちゃくちゃ面白かったので遊んでくれ~

celestegame.jp

 

Celesteとは


Celesteはドット絵で描かれたステージを攻略していく2Dアクションゲームで、高難易度のいわゆる死にゲーに分類されるゲームです。僕はクリアするまでに2000回ぐらい死んだかな...?

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ドット絵で描かれたステージ


結構評価が高いゲームでメタスコア92点を取っています。あんまりメタスコアに詳しいわけではないんですが、「誰もが知っていて誰もが面白いと思っているようなゲーム」でも90点超えていないことがよくある印象があり、92点はかなりのハイスコアだと思います。そして実際めちゃくちゃ面白かった...

Celeste for Switch Reviews - Metacritic (メタスコアのサイト)


開発元はカナダのバンクーバーに拠点がある「Matt Makes Games」という会社です。Celesteのような2Dアクションを多く作っている会社みたいです。

Matt Makes Games

感想

とりあえず率直な感想としては、とても面白かったです。2Dアクションはちょくちょくやるんですが、今までやった2Dアクションの中で1番面白かったと言ってしまっていいと思います。

ストレスを抑えた死にゲー

このゲームは先ほども紹介した通り、高難易度でひたすらmissをし続けながら攻略していく死にゲーの部類です。個人的な高難易度のゲームへの認識は、「クリアの達成感が主な楽しい部分で、プレイ中はむしろ苦痛の方が大きい」なのであんまり好きじゃないのですが、このゲームはそうではなく、「苦痛より面白さの方が大きい」と胸を張っていえると思います。個人的にはフロムソフトウェアの「隻狼」に近いものがあるなーと思いました。

SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE | 隻狼

達成感がなくても面白い

このゲームはステージが多数のシーンで構成されています。シーンの端までmissをしないでたどり着くとそこのシーンはクリアとなり、新しいリトライポイントが設定されます。

このシーンをクリアするためにひらすらmissを重ねるんですが、このシーンをクリアしたときの操作が、自分がうまいプレイをできた!という感覚がかなりありとても気持ちいいです。

クリアする前は苦しかったのに、クリアできた後はもう一回やりたい気分になるほどでしたね(やらなかったけど)。このあたりは、「達成感という餌がなくても純粋に楽しめるものである」というのを強く感じていいなーと思いました。

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シーンの例.クリアできると気持ちいい
Flowとストレスのコントロール

死にゲーあるあるとして、「missしすぎてプレイするのがストレスになってくる」ってのがあると思います。途中でゲームをやめる人の原因もこれが多いだろうと思います。しかし「Celeste」ではそこらへんをあまり感じませんでした。

ストレスによってプレイをやめることがなく、ストレスのコントロールがうまくできていたのではないかと思います(一部泣きそうになるほど死にましたが...)。自分のプレイスキルに難易度がかみ合っていたというのも大きかったと思うのですが、嫌になってくる手前でクリアさせてくれるような難易度になっていると感じました。

ここで思い出したのが「ブルーロック」という漫画に出てくる「Flow」の話です(...マガジンで連載中だよ!面白いから読んでね...)。どういう話かというと、人は簡単すぎると退屈して集中が切れるし、難しすぎると不安を感じて集中が切れてしまう。なので自分の能力にあった適切な難易度だといい集中ができて高いパフォーマンスが発揮できる。といった話でした。(漫画で魅せるためのハッタリが含まれていると思うので「Flow」がどこまで信ぴょう性があるのかという点はあると思います...)

ブルーロック - 原作/金城宗幸 漫画/ノ村優介 / 【第1話】「夢」 | マガポケ

 

これを死にゲーに適応してみると、「同じボスやシーンなどでmissが重なってくると凡ミスが増えてきてパフォーマンスが落ちてますますクリアできなくなるという悪循環」が「Flow」と重なると思いました。つまり、飽きて集中が切れる前にクリアさせるのがいい難易度なんじゃないか、「Celeste」はそれができていたんじゃないかという話です。

うまくいった要因の一つとしては、シーンの区切りの長さが長すぎず短すぎず適切なものになっていたというのがあげられるのでなないかと思います(Flowの条件を満たしたものとも言えそうです)。

攻略方法を考える

Celesteには、たびたびこれどうやってクリアするの?と感じるシーンが登場しました。よくわからないけどとりあえず適当に進めて何回か死んでみると「あーなるほどね!完全に理解したわ」となります。ちょっとうろ覚えですが、難しいシーンだと何回か完全に理解することになった気がします。

操作がうまくいかないときに攻略方法を修正してみると、簡単な入力で進める方法を見つけられたりするのはかなり好きでした。操作のうまさだけを要求するのではなく、むしろ難しい操作をしなくていい攻略方法を考えるという要素...大好き...

その他面白い点たくさんあるよ

一番語りたかったのが死にゲー要素だったのでそれ以外をその他で雑にまとめてしまっていますが、ほかにも面白い点がたくさんあります。多種多様なギミックだったり、短いながら面白いシナリオだったり、ドット絵きれいやら、操作性いいやら...
いい点がたくさんあげられるのは、やはり完成度の高いゲームだなーと感じます。

死にゲーでやってみたいこと

自分は死にゲーというジャンルはかなり好きで、いろいろやってみたい要素を考えることがあります。さっきから「Celeste」と「隻狼」を関連付けていてなんだこいつって思っているかもしれませんがこれが根底にあります。これも長々と語ろうと思ったが、記事を書く体力が切れてきたのでまた今度にしようと思います。

ちなみにunityroomというゲーム投稿サイトにCelesteを意識したゲームを投稿しています。unity1weekという1週間でゲームを作るイベントで作ったので出来はまあ1週間クオリティですが、少しは死にゲーっぽくできたと思うのでよかったら遊んでほしい...。これも後々記事を書くつもりです。

 

unityroom.com

まとめ

まとめ!!!

Celeste最高!!!